診療内容
歯周病
5年後・10年後・生涯を通じ、歯と健康を保つために
知らないあいだに始まっている"歯周病"。その初期症状はこれです!
◆歯肉から出血する ◆口臭が気になる ◆歯肉が腫れる ◆歯が揺れる
◆お口のネバネバが気になる ◆食事のとき違和感がある
初期段階で病気に気づいて適切な治療を受ければ、大部分の歯肉炎は健康な歯肉に回復します。
そのまま放置され末期の歯周炎になった例です。このような状態まで進行してしまうと、抜かずに治療することはできません。
◆お口のネバネバが気になる ◆食事のとき違和感がある
歯肉炎の分類
歯肉炎はその原因によって大きく二つに分類されます。
●大部分の歯肉炎・・・ | 細菌性プラークが原因となる歯肉炎(単純性歯肉炎) | → 成人型歯周炎 | |
●その他の歯肉炎・・・ | 1.ステロイドホルモンが原因となる歯肉炎
2.薬剤の副作用が原因となる歯肉炎 3.急性壊死性潰瘍性歯肉炎(特異的な細菌?) |
→ 悪性型歯周炎 |
歯周病ってどんな病気?
歯周病は歯の土台を破壊します。
歯と歯肉の間の溝(歯肉溝)にプラークがたまり歯肉に炎症がおこる。これが歯周病のはじまりです。歯肉が炎症で腫れ上がると溝が深くなり、ポケットができます。そしてポケット内のプラークで歯周病菌がいっそう繁殖し、歯石もできて、歯周病は勢力を増していきます。さらにこのポケットを拠点として炎症が広がり、歯を支える土台を破壊してしまうのです。
【健康な歯周組織】歯と歯肉の間の溝(歯肉溝)にプラークがたまり歯肉に炎症がおこる。これが歯周病のはじまりです。歯肉が炎症で腫れ上がると溝が深くなり、ポケットができます。そしてポケット内のプラークで歯周病菌がいっそう繁殖し、歯石もできて、歯周病は勢力を増していきます。さらにこのポケットを拠点として炎症が広がり、歯を支える土台を破壊してしまうのです。
歯周病の症状の進行
・歯肉溝0.5~2mm
歯周病は歯肉溝からはじまります。
位相差顕微鏡で見たプラークに、微生物はいません。
【歯肉炎】
・歯周ポケット0.5~2mm
歯肉溝にプラークがたまり、歯肉が炎症で腫れて、歯周ポケットになりました。まだ歯根膜や歯槽骨は破壊されていません。
・歯周ポケット0.5~2mm
歯肉溝にプラークがたまり、歯肉が炎症で腫れて、歯周ポケットになりました。まだ歯根膜や歯槽骨は破壊されていません。
【軽度歯周炎】
・歯周ポケット3~5mm
歯肉の腫れが大きくなり、歯周病菌が歯周組織に侵入し、歯槽骨や歯根膜も破壊されはじめました。 ポケットが内部に向かって深くなり、歯周ポケットになっています。プラークや歯石が歯周ポケットにたまっています。 プラークに微生物(歯周病菌)が増えてきました。
・歯周ポケット3~5mm
歯肉の腫れが大きくなり、歯周病菌が歯周組織に侵入し、歯槽骨や歯根膜も破壊されはじめました。 ポケットが内部に向かって深くなり、歯周ポケットになっています。プラークや歯石が歯周ポケットにたまっています。 プラークに微生物(歯周病菌)が増えてきました。
【中等度歯周炎】
・歯周ポケット4~7mm
炎症がさらに拡大して歯槽骨も歯の根の長さの半分近くまで破壊され、歯がぐらつきはじめました。歯周ポケットもさらに深くなっています。
・歯周ポケット4~7mm
炎症がさらに拡大して歯槽骨も歯の根の長さの半分近くまで破壊され、歯がぐらつきはじめました。歯周ポケットもさらに深くなっています。
【重度歯周炎】
・歯周ポケット6mm以上
歯槽骨が半分以上破壊され、最後には歯が抜けてしまいます。プラークには微生物(歯周病菌)がいっぱいです。せっかくのブリッジも、歯周病で土台が破壊されたため自然に抜けてしまいました。
・歯周ポケット6mm以上
歯槽骨が半分以上破壊され、最後には歯が抜けてしまいます。プラークには微生物(歯周病菌)がいっぱいです。せっかくのブリッジも、歯周病で土台が破壊されたため自然に抜けてしまいました。
当院の歯周病治療データ
歯周病は歯の土台を破壊します。
歯周病の予防コース治療により、例外なく、歯肉の状態が改善しています。データを8名分掲載します。 そのほかの方も例外なく改善が認められました。
歯周病の予防コース治療により、例外なく、歯肉の状態が改善しています。データを8名分掲載します。 そのほかの方も例外なく改善が認められました。